ダイエットは食べなければいけない

Tweet

Pocket

ダイエットは消費量と摂取量の差による体重の増減が決まります。そうなると早い話、食べなければいいという話に落ち着く人がいますが、こちらはとっても危険なダイエット方法となります。

固い決意でダイエット

「ダイエットをしよう」と固い決意を持つと、ある程度食事量を減らしながらかつ運動をすることになります。重要度が食事量を減らすに偏りすぎると、気づくと頭では「食べてはいけない」という脅迫めいて来ます。その決意が固ければ固いほど、結果どうなるかというと過食症になります。

過食症の怖さ

過食症とは食べすぎるという意味では？と勘違いする方が多いのですが。
過食症とは、食べると体が拒否をして吐いてしまうという症状です。
決して、食べすぎるという意味ではありません。
頭が「食べてはいけない」と思っているので、口の中に入れても頭が本能が拒否をする。胃の中に収めても吐き出してしまう、下剤を飲んで下すようになるのです。これは本当に辛いことですし、過食症から健康的に食事ができるようになるまではとても大変な思いをしなければいけません。
もう、正常に栄養を摂取することができなくなっていますから、体重は落ちていきますが、体調も落ちていきますし、肌荒れなど美容にも悪いです。

美容に悪い

ここは念を押しておかないといけません。
美容に悪いです！
美しく痩せることはできません！
あなたが痩せることで美しくなりたい、モテるようになりたい、モデルさんのようになりたい、と思っても、食べないで痩せるということは結果、とってもブスになります。
デブよりもブスの方が最悪です。食べないで痩せるとブスになります。私の方がモテるようになります。

「痩せたい」という動機よりも「美しくなりたい」という動機の方が時に人を強く締め付けます。とても固い決意を生むことにより、より一層「食べてはいけない」という呪文に支配される人が出てきます。

サプリメントに頼ってはいけない

ご飯を食べずにサプリメントによって栄養を摂ろうと考える人も多いと思います。
ってか、サプリメントだけ飲んでれば他のご飯を我慢できるという忍耐力をお持ちの方でしたら、そもそも痩せていると思いますのですが・・・これもやはり過食症の気配があります。
理想はやはり、食事から栄養をしっかり摂ること。摂取したカロリーを目安に運動すること。これにつきます。

また、巷に溢れる、「飲めば痩せる」系のサプリメントはよくよくその趣旨を確認する必要があります。
私のような健康的なデブには全く聞きませんでした。一応、トライしてみました。わかっていても、自分の体で確認してみたい、一ミリの可能性を・・・と笑われる覚悟で試しました。

まず、健康的なデブの私は、便秘がありません。ちゃんと出ます。なので、「お通じがドバドバ出るから痩せるよ系」のサプリメントは本当、飲んでいる必要性を全く感じないほど体への変化はありませんでした。サプリメント以外にも漢方も試しましたが、こちらもやはり、便秘気味な方で太っている人という前提が私には合わなかったので飲んでいて体重が落ちることも腹の厚さも変わりませんでした。

次に、「めっちゃ脂肪燃えるよ系」のサプリメント。こちらは、商品コメントが正しくありませんでした。運動しなくても朝飲めば、日中の家事などの動作で脂肪が燃えるようになるよというコメントを信じ、マッサージって、結構な体力仕事なので、これは燃えると思い飲んでいましたがダメでした。
結局こちらも、あくまでも、摂取カロリーと消費カロリーの差が出なければ痩せないので（当たり前なのですが）そのサプリメントだけを摂取して後の食事は今まで通りでは痩せないのです。

当たり前のことから目を逸らすデブ

体重の上下は摂取カロリーと消費カロリーの差によるものです。何度も言いますが、これが真実であり、当たり前のことなのですが、そこから目を逸らしたくなるのがデブです。

まずは、自分がどれだけ食べていsるのかを自覚しなければいけません。
「ランチを抜いた」と言ってお菓子をつまんでいないか。「夕食は炭水化物抜き」と言いながら風呂上がりにビールやアイスをやっていないか。

「だって、さっき減らしたから大丈夫でしょ」って、さっきのをチャラにしただけだから！

本当、残念なことに、同じようなことを私はやっているのです。
わかっているのに、目を逸らしているのは私です。booです。

ダイエットは食べなければいけない

ダイエットは食べなければいけません。何を食べたかを自覚し調整しなければいけません。
また、サプリメントに頼らずに栄養を摂ることで必然的に野菜や肉が多めになってきます。
野菜や肉をしっかりとり、運動を合間に挟むことが大切です。
身近に食べないダイエットをしている人がいたら少し様子を伺ってあげてください。そして、簡単な散歩に連れ出してあげてください。

食べて動いて楽しくダイエットが成功するのが理想ですね。

ということで、今日はちょっと歩いてからタイ料理をいただいてきます。
動かなければ！