ファスティングの説明はこちらのブログから。
ファスティングの参考にした本はこちら
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ファスティング実践!
ということで、月曜〜火曜の2日間と、木曜〜金曜の2日間のファスティングに挑戦してみました。
ファスティングをしてみようと思ったきっかけ
鍼灸のお客様から、ファスティングの際に飲める漢方薬の質問をもらいました。基本的には漢方薬を飲みながらのファスティングは問題ないとは思いましたが、私の胃でさえ、空腹時に飲むと時折ゴロゴロした感覚がある漢方薬ってあるので、ファスティング時はもっとゴロゴロしたり効きすぎたりとかあるのかな?と思い、試してみたくなりました。
また、ファスティング時に飲むと良いとされている酵素水。なぜ飲むと良いのか、それを漢方薬で代替えする道はあるのか?自分の体で試してみようと始めました。
ファスティングの準備
とりあえず、「世界最強のファスティング」の本を購入。読みながら時間が惜しかったので、とりあえず欠食を始めました。これは良くない方法です。一通り知識を入れて注意事項を知ってから始めるべきだと思います。
私はもともと、身近にあるお菓子や気軽に食べられるものに対して我慢ができない子なので、通常時から近くにそういったつまめるものは置いていません。これは正解でした。
いざ開始・・・
日曜日のお昼を最後にファスティングをスタート。日曜日の仕事終わり、最初の空腹がやってきます。アマゾンプライムで時間を潰し、空腹をやり過ごします。夕飯を我慢するのは久しぶりです。仕事終わりにお腹が減ると同時に頭痛がしてくる印象があったのですが、特にそんな気配もなく。無事に就寝することができました。就寝もスムーズに寝付くことができました。空腹という感覚は翌日も10時ごろと16時ごろに強く出ました。しかし、もはや手の届く範囲に食べるものはなく、仕事中で買いに行く暇もないということで我慢するしかありません。辛抱強く乗り切ります。お腹の音はしっかりとなるので、お客様に聞こえてしまったかもしれませんが、波の乗り越えるとそんなに辛くありませんでした。
月曜の夜もアマゾンプライムの映画を見て誤魔化します。
そんなこんなで火曜の夜までどうにか我慢することができました。
最初のファスティングを終えて
体が軽くなったのを感じました。もともと胃腸の疲れを感じていたことはありませんでしたが、印象としては、食事を抜くこと自体はそこまで辛いことではないな、という感じです。
低血糖の症状を不安に思っていましたが、目立ったものは出ませんでした。ちょっと気が抜けるぐらいスムーズに二日間が終わりました。火曜の夕食は豚肉のソテーを大根おろしでさっぱりといただきました。ビタミンを取ろうと思ってキウイも食べました。炭水化物は避けた食事でしたが、お腹いっぱいの感覚を得ました。
ファスティング2回目、よくある問題
調子に乗ってすぐに2回目のファスティングです。水曜日の夕飯後から目標は金曜の夜まで。しかし、ここでよくある問題点にぶつかります。友人が一緒に食事をしましょうと。書籍に載っていた上手な言い訳で食べないことを責められないように「お腹、減ってないから・・・」。決して、ファスティング中ということは伝えない方が良いとのことでした。ファスティングをしているから誘いづらいと思われると人生楽しくないですし、一緒にいることは悪いことではありません。私自身、食べる量が少なかったり食べないというと「病気か!?」と周りがチャカしてくることが多いという印象が強いのですが、実際にこの言葉を伝えたところ戻ってきた言葉は「もう食べたんですか?」という普通の会話でした。お腹が空いていないというのは普通のことです。食事の際に、お腹が減っていないという理由で食事を断っても誰も責めません、通常のことなのです。食べなければと強迫観念を抱いていたのは自分だったということに気付かされました。
誘惑に負ける
金曜日の夕方ごろ、ファスティングの反対ブログなどを見ていました。ここ1週間で食文化に関する進化論的なものをかいつまみ勉強してきたので、反対ブログに関しても理解することは容易でした。そして、同時にちょっと動悸がしてきました。低血糖症状からくる動悸なのか、すごく集中して疲れてしまったからくる動悸なのか、ちょっとわからなかったのですが、画面を見ているのがキツくなってきました。そんなタイミングでとうとうお財布を持って立ち上がった私・・・。コンビニで食事を購入しました。本来であれば回復食として胃に優しいものを少しづつ入れるのが理想なのですが、ちょっとどかっと食べすぎました。ストレスもあったのかもしれません。結局今度は高血糖の動悸もきて、トータルとっても疲れてしまいました。自分の意思で食事を選択するという目標が達成できませんでした。
1週間の間欠ファスティングを終えて
よく、ファスティングをすると体が軽くなるという話を聞いていました。実際、やってみた私の感想は、元気だけど、ワントーン元気が薄れた感じでした。少し省エネに移行した感じがしました。筋肉量の変化はわかりませんが、マッサージの仕事をしていても力不足を感じるほどではなかったです。食事を抜いても仕事はできることがわかりました。
空腹との戦いは割と簡単でした。本来食事をしているような時間に他のことに集中することができればあっという間に時間は過ぎます。有意義に使う時間が増えたと考えてもいいかもしれません。
水分摂取は意識的にしましたが、それでもトイレの回数が減った気がします。というのも、以前は慢性的にむくみがあったのですが、それが落ち着いて水を飲んで適正に排出できるようになったという印象です。最近、防已黄耆湯という漢方薬を飲んでいたというのもあるかもしれませんが、ファスティングの効果もあいまって、体のむくみ感はだいぶ解消されている気がします。
体重について、3kg落ちました。初めてのということもあるかもしれません。初回は水抜けが起きて減量が多いと書いてあるものもありました。これはモチベーションが上がる要因になりますね。来週もやってみようという気になります。
欠食による健康被害も少し気になりますが、それ以上に、太っていることによる健康被害も恐ろしいです。私自身は幸い、90kg近い体重でありながら割と健康体なのですが、このまま年齢を重ねると本格的に糖尿病や高血圧の原因になると思います。しばらくは計画的に、可食日の栄養バランスに配慮しながらまずは減量10kgを目指したいと思います。
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