頭痛を引き起こす肩こり

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私のパートナーはとある街の鍼灸師のタカさん。
今日もニヤニヤした顔で私を仕事に送り出してくれる。
「いってらっしゃい」という声は優しく深みのある声で今日も頑張ろうという気持ちにさせてくれる。

「あ、咲ちゃん、ちょっと待って」

出かけようと思った不意に声をかけられた。

「遅刻しちゃうよ、何??」

もうドアから出ようとしたところを一歩戻ると突然右のかたをぎゅーっとつままれた。

「いてててて・・・」

「首が右に傾いてたよ。今朝、コーヒー飲みながら右のこめかみを押さえていたから頭痛しているんじゃないかと思って。」

そうなのだ、昨日は夜遅くまで残業があって、帰宅したのは23時。帰ってからも読まなければいけない資料もあって、今朝起きたら頭痛がしていた。

「それにしたって、痛いよ。はぁ、でも、なんだかスッキリ。」

「咲ちゃんは緊張すると右肩が上がる癖があるからね。今回は特段肩が凝っていたみたいだね。頭痛の原因は肩こりだと思うよ。いってらっしゃい!頑張ってね」

「いってきます」

肩を押された時は右側のこめかみまで痛みがズッキーと流れたけど、その後は頭痛もかなり弱まっていた。それにしてもタカさんの握力は強い。痛かったー。

今日のツボ

肩井

僧帽筋とういう筋肉にあるツボで、多くの現代人はスマートフォンやデスクワークによってこの僧帽筋が凝り固まっています。
僧帽筋の凝りが原因で片側の頭痛を引き起こすことがあります。
これは偏頭痛とは違って、緊張性頭痛です。
こめかみ付近に頭痛が出ている人は肩井を強めにつまむとズッキーと痛みが響きます。
押しすぎると今度は僧帽筋を痛めてしまうので、初めて刺激する時は温めたりさすったり程度でいいと思います。

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