太っている人の間違った考え方

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太っている人と痩せている人では考え方がそもそも違ってきます。
以下は私の個人的な意見ですが、この考え方に賛同している方は下腹部にお肉を抱えているかもしれません。
この考え方を自覚して脱却するところがダイエットのスタート地点だと私は思っています。当てはまっているのであれば素直に認めてこの考え方からの脱却を試みましょう。

①満腹まで食べたら食事、腹8分目まではおやつ

食事とは、満腹まで食べること・・・と考えています。満腹中枢が働いてもう無理〜となると幸せを感じることができます。もちろん、一口目のお味が素敵で美味しくて幸せとはなるのですが、胃がどしっとした時に最も食事をいただいたことによる幸せを感じます。
人が食事で幸せを感じるタイミングはいくつかあります。胃にどしっと物が入った感触、喉に物が通っていく感触、味や香りを感じている時、大切な人と食事の席に着いた時。後になればなるほど痩せている人に多い傾向になるかと思います。
「腹八分目はおやつ」という恐ろしい考え方と思われるかもしれませんが、満腹にはなっていないため、食事をしたことによる幸せはまだきていません。もう一品、もう1杯、デザートを食べる許可を無意識に出しています。冷静に「もう十分なカロリーをとったな」と判断できるようになれるといいのですが、、、。

②菓子パンは食事に含まれる

大学の頃まで、私はお昼ご飯などに菓子パンを食べていました。後おやつにも。
菓子パンとは、菓子なのであり、食事にはなりません。特に、思春期、体を作っていかなければいけない時に甘い菓子パンで食事を済ますというのはそもそも論ですが。
菓子パンは見た目以上にカロリーが高く、特に①で満腹が食事と思っている人にはパンは軽すぎて満腹感を出すには相当量を食べなければいけません。カロリーが高いものを相当量です。どんなに若く、運動量も多く、消費カロリーが今の倍だったとしても追いつける量ではありません。
菓子パンはあくまで余分なカロリーを摂るものであり、お菓子であることを思い出さないといけないのです。

③運動したらご飯をいっぱい食べてもいい

少し時間に余裕がある時に、散歩と称して1万歩近く歩いたとします。一般的な成人にとっては1万歩とは頑張った範囲ではありますが、消費カロリーとしては350kcalです。ご飯をお茶碗いっぱいちょっと分です。「今日は1万歩も歩いちゃったし、ご飯お代わりしてOK!」ってダメです!350kcalせっかく消費したのに、そこでご飯をお代わりするとむしろカロリーオーバーです。「今日は運動したからビール飲んじゃおう!」ってダメです!!ビール中ジョッキのカロリーは約200kcalなので、2杯も飲んだらカロリーオーバーです。せっかく歩いて消費したカロリーを無駄にする気ですが!

④疲れている時はご飯を食べる

疲れるとご飯が美味しくなるのが太っている人の考え方です。そもそも、食欲がないという状態がないのですが、疲れている時は特にご飯が美味しく感じます。
痩せている人曰く、疲れている時は食欲が出ないそうです。食欲にすら体力を使うから。。。えっ?体力を回復させるために食事を取るのでは?とその友人を疑いましたが、そうゆうものらしいです。
実際、疲れている時に食事をかなり控えめにして睡眠を取ると思った以上に疲れが取れて元気になりました。現代人(特に食べることによって太っている方)はカロリーや栄養は過多になっていることが多いので、一食や2食抜いたところで問題はなく、むしろ胃を休ませるということは血液の循環が胃に取られず他に回せるので体は休めるのです。

⑤アルコールはカロリーに入らない

アルコールに限らず、飲料全般においてカロリーはないと思っています。
特にアルコールに関しては、「アルコールって飲むと体が熱くなるじゃん、あれってアルコールのカロリーを消費してるってことだから、飲んでもチャラらしいよ」という情報を鵜呑みにしています。
そもそも、私はビールを飲んでいて体が熱くなることは滅多にありません!むしろ冷えて行きます。しかし、麦焼酎を飲んでいる時は体がポカポカしてきます。飲むアルコールによって体の受け付け方が違うので、全てのアルコールにおいて完全にチャラにできるなんてことは実際にはないと思われます。それでも・・・私にはビールの中のカロリーは見えていませんorz

⑥自分は(実は)太っていない

そして、他人から見たら開いた口が塞がらない思い込みなのですが、太っている人は自分がそれほど太っているようには見えていません。
もちろん、4L5L6Lのズボンを選ぶようになったり、ユニクロは自分がきれるサイズが置いてないとか言ったり、電車で一人分の席が空いていてもそこに自分のお尻を割り込ませるにはちょっと足りないなと遠慮したり、自分が「大きい」ことはわかっています。しかし、「太っている」とは思っていないのです。驚きですが、まだ大丈夫と思っています。
この考え方を持っている人に多いのは学生や若いうちにバリバリにスポーツをしていた人です。筋肉量が多く、当時は(大事なのでもう一度、当時は)大きくても体脂肪率は低かったという人です。全くスポーツをしていなかったのにこの考え方を持っている人もいます。ゆえに、お腹にたっぷりのお肉を抱えています。

いかがだったでしょうか。
他にも独特な考え方などあると思います。これら考え方が間違いだということに気づき、脱却することがダイエットの始まりです。
最近では、太っているのは遺伝子のせいとか、大腸菌がとか、足りない栄養素とか、今の生活にプラスをしていくタイプのダイエット方法を紹介してくれる物が多いです。太っているのは努力が足りないからだと言われることもありますが、努力するにも考え方が違っているのだからそれを直さない限り正しい努力はできません。
まずはなんで太っているのかを正確に認めること、そして考え方を改めるところからダイエットをスタートさせましょう。

コメント

  1. […] 前日、お食事に招かれていたため、相当カロリーをとり、お酒もかなりのでいたので、胃の疲れもさすがに感じていました。この日は帰宅して生姜をたっぷり入れた野菜スープにしようと考えていました。そしてここで太っている人の間違った考え方にもあるように、疲れたら食事をして回復したいという考え方がふつふつと湧いてきます。そして、その考えに抗えず、冷凍餃子を6つ投入してしまうのです・・・。 […]

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