私は仕事の時間の都合、食事の時間が通常と異なるので参考にはならないと思いますが、そばダイエットが一時期流行ったのでやってみています。
そばはGI値低めの食品
そもそもそばダイエットをやろうと思ったきっかけは、GI値が高いものを食べると一気に食後血糖が上がり、心臓バクバクして調子が悪くなることを自覚していたため、GI値の低いものを主食で食べたいというところから、そばに手を出しました。
白米 | そば | |
GI値 | 88 | 54 |
GI値とは食後の血糖値をどのぐらい「急上昇」させるかを数値化したものです。糖度が高いとかカロリーが高いというのとはまた違った概念で、急激に血糖値が上がるとその分膵臓からインスリンを大量に急激に放出せざるを得ず、それが何度も続くと結果的に膵臓の機能が(すごく噛み砕いた表現ですが)ばかになってしまうというものです。
私は何故か、GI値の高いものを食べると心臓がバクバクしてくるという体質があるため、白米を含んだ食事(例えば丼物)を急いで食べるとしばらく動悸がしてしまいます。急がずにめっちゃのんびり食べたりするとそこまで上がりません。
ということで、GI値の低いそばは仮にがっついて食べてしまっても動悸を感じないため、食後も爽やかにいられるようになりました。低GI値食品さまさまです。
そばは腹持ちが良かった!
一日ずっとそばだと栄養バランスも楽しみもないので、私はブランチにそばを食べています。
私の生活サイクルは通常の社会人より3時間ぐらい後ろ倒しと考えてもらえればわかりやすいかと。6時とか7時に起床する人が多いと思いますが、私の場合、10時ごろが起床時間です。なので11時ごろに蕎麦を食べます。基本的にはざるそばにしています。薬味をつけると多少なりとも他の栄養が取れるのでしょうが、めんどくさくって・・・ダメ人間ですね。これでも鍼灸師です^^;
しかし、そばに置き換えてから良い誤算に気付きました。
私のそばの最初の印象は食べてもお腹が膨れないということです。これはデブにとっての食事として最もストレスを感じることです。確かに、これは変わりませんでした。お腹は膨れた感じはしません。1食分、80gの乾麺を茹でただけでは満腹感は味わえませんでした。
食事からしばらくすると、あまりお腹が減らないことに気づきました。満腹感は出ないけど、腹持ちはいいことに気づきました。これは嬉しい誤算です。
夕食をそばに置き換えるときは暖かいそばで。
お昼は多少満腹感がなかったとしても、午後の仕事があるので食事に満足しなくてもそれを忘れてしまいます。活動って自分の満足を端に置いておけるので大切ですね。集中してちゃんとお仕事しています。
ただ、夕食にそばを食べるときは、その後は自分のための時間になってしまうため、あまり集中しません。お腹が満足しないとずっとイライラすることになってしまいます。そうゆうときにおすすめなのが暖かいそばです。
暖かい汁物はお腹に満足を与えてくれます。そして膨れます。食事をした!という満足感が得られるのはダイエット中は嬉しいですよね。
冷凍の魚介を温かい汁物に追加したときは幸福感が増しました。
香りは食事の醍醐味の一つです。
そばの栄養は多岐にわたる
色々なメーカーから置き換えダイエットの食品が出ていますが、置き換えダイエットをする場合一番気にしなければいけないのは、栄養が摂れるかどうかです。
ダイエットで摂取カロリーを減らすという単純計算で食事制限をしてしまうとブスになります。栄養をバランスよく摂れないダイエットでは肌がガサガサになり、髪はパサパサになり、精神は蝕まれ非常に健康的ではありません。
そうゆう意味で、メーカーが提供する置き換えダイエットは量とカロリーは押さえてあっても必要な栄養がうまく取れるように配慮されているものが人気となっています。
それでは、そばは置き換えるのに適しているのか、栄養が取れるのか気になるところですが。
そば粉に含まれている栄養素はざっと以下です。
タンパク質 脂質 澱粉質 食物繊維 ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンE ビタミンK ビタミンC ナイアシン ナトリウム カリウム マグネシウム カルシウム リン 鉄 亜鉛 銅 コリン ポリフェノール
注意が必要なのは、蕎麦粉の割合で栄養素はかなりばらつきが出るということです。十割そばなのか、三割そばなのかでは栄養素は変わってきます。
ただ、蕎麦粉と考えるとかなり優秀で、完全食と言われている卵や牛乳に匹敵するタンパク質のアミノ酸組成であり、つまりは一食で体を作るのに必要なアミノ酸が多く含まれているということです。
置き換えするには申し分ない栄養素と言えるのではないでしょうか。
無理をしないで食べてダイエットをする
以前のブログにも書きましたが、食べないという選択肢でダイエットをするのは非常に危険です。理想は食べて、運動をして体重を落とすことです。
体重を落とそうと思った以上、食べるものにはかなり気を遣わなければいけません。
そういった状況の中で、そばは強い味方になってくれることがわかりました。
また、そばは料理のアレンジも豊富です。
私はあまりアレンジをしませんが、薬味やトッピングでいくらでも満足感を出すことができると思います。
そして、私としてはGI値が低いことによる食後の安心感はかなり高ポイントです。
今後も食事メニューに蕎麦を入れて無理をしないで食べるダイエットは続けていきたいと思います。
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